自立生活プログラム
情報機器(パソコン、トーキングエイド等)の利用、外出、料理など、
自分らしい暮らしづくりと社会参加する力をつける支援をおこないます。
自立生活プログラムとは
自立生活プログラム(ILP)とは、障害者が自立生活に必要な心構えや技術を学ぶ場です。
障害者と健常者が共に生きる場をつくるために、まず「障害者自身が力をつけていく場」です。
障害者が社会の中で自立生活をしていく時に、先輩の障害者から生活技能(対人関係の作り方、介助者との接し方、金銭管理、調理、社会資源の使い方など)を学ぶためにつくられた、障害者文化の伝達の場とも言えます。
土曜こうざでは自分のやりたいことや行きたい所を出し合って『みんなで計画、みんなで実行、みんなで楽しもう!』という講座を開いています。
障害を持つと、色々な障害物とぶつかることも多く、諦めたり、周りの人の意見で気持ちを変えてしまったり、危ないからやめようという気持ちになってしまいます。多くの仲間と話し合うことにより、自分の本当にやりたいことに気づき、実行しようというものです。
自立生活で一番大切なことは、楽しむこと。楽しむためにはそれを実現させるためのプログラムが必要です。
買い物の仕方、電車やバス等の公共交通機関の利用の仕方、人に自分のことややってほしいことを伝える力、そのようなことを身につけること。
人に任せていては、自分の人生ではなくなります。自分の考えで動き、実行する楽しさを学生時代から実感する。そのお手伝いをぴあはうすは行っています。
生活や社会の情報を調べたり、遠くの仲間とコミュニケーションをとったりなどパソコンを使えると『出来ること』がどんどん広がります。
視覚障害をお持ちの方でも、適したパソコン環境を整え、読み上げソフトを使用すれば自由な情報収集が可能になります。
食べることは生きること。
料理を作れるようになることは、自立への大きな一歩となります。
まずは安全な調理器具の使い方から学び、料理の楽しさを体感してみましょう。