障害者自立支援　NPO法人 岡崎自立生活センターぴあはうす

「自立」という言葉を聞くと皆さんはどんなことをイメージしますか？ 
世間でよく言われるのは『身辺自立』、『経済的自立』、『精神的自立』…。
すべてを 自分一人でやりきる、そんなイメージがあるのではないでしょうか。 
 
私自身も自立生活センターと出会うまではそう思っていました。 
何でも自分で出来るようにならないといけない、頑張らないといけない… 。

でもセンターと関わるようになり、自分で出来ないことを人に頼んでやってもらっても、 
自分で何をしたいか選び、自分で決めて、決めたことに責任を持つことが出来れば自立である、 
ということを知りました。
よく言われる『自己選択』・『自己決定』・『自己責任』です。 
この自立の理念をもって各地の自立生活センター、そして“ぴあはうす”もスタートしました。 
 
センターが出来てから３０年弱…社会のあり方や人々の意識も大きく変わりつつあります。 
「自立」の考え方も変わってきています。選ぶ、決めるということに困難を抱える人たちもいます。 
自らの人生を自分らしく生きていけるように、
一人ひとりが必要なサポートを受けながら 生きていくことが「自立」した生活という考え方です。

決して一人で全部頑張ること、ではないのです。
これは障害のあるなしに関係なく、すべての人に当てはまることだと思います。 
 
どこで、誰と、どうやって生活するか？どんなことをしてみたいか？ 
どんな人でも人間としての尊厳、権利があります。その尊厳・権利を守るために 
仲間と共に社会を変えていく活動も続けていきます。 
 
チャレンジしたいこと、やってみたいことが実現できるような岡崎を目指しつづけて… 。